2012年04月29日

露タブロイド紙コムソモリスカヤ・プラウダ(Komsomolskaya Pravda)は「緑の雲がモスクワに接近」との見出しで、「これは果たして、この世の終わりが近づいていることを意味するのだろうか?」と報道


ロシアの首都モスクワ(Moscow)上空に26日、緑色の雲が出現し、気象当局が「エイリアンの襲撃ではない」と市民の不安を打ち消す異例の騒ぎとなった。

 緑色の雲は同日朝、南方からモスクワ上空に流れてきて、午後には市の中心地まで到達。仕事中の会社員らは、不気味な色に染まった空をあっけに取られて見上げた。

 露タブロイド紙コムソモリスカヤ・プラウダ(Komsomolskaya Pravda)は「緑の雲がモスクワに接近」との見出しで、「これは果たして、この世の終わりが近づいていることを意味するのだろうか?」と報道。道路や車も緑色の粉塵に覆われ、市内や近郊の住民の中にはパニックを起こして緊急通報する人も出た。

 この事態に、露気象当局はウェブサイト上で「本日、モスクワ市民らはエイリアンが侵略してくるパニック映画の登場人物の気分を味わった。市南西部で、緑色に染まった空が目撃された」と発表。この雲の正体は花粉であり、エイリアンの襲撃ではないとの発表を行った。

 一方、市南部の工業地域ポドリスク(Podolsk)当局も、雲が緑色になった原因は産業事故で拡散した危険物質ではないと発表。「住民の多くは自然現象の可能性をすっかり忘れて、工場の事故が原因だと決め付けたようだが、粉塵の正体はハンノキやカバノキから出る花粉だ。今年は春の訪れが遅く、最近になって飛散が始まった」とウェブサイトで説明した。

 非常事態省によれば、気温が急激に上昇したために「数種類の樹木で花が開花した結果、黄緑色の花粉が路上や窓、車を覆う現象が発生した」という。花粉症や喘息の人には影響が出るものの、それ以外の人々にとっては「一時的に不快感をもたらすだけ」と同省は述べている
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2012年04月26日

スロバキアの首都ブラチスラバ(Bratislava)で24日、走行中のトロリーバスの中で乗客の女性(31)が赤ちゃんを出産



スロバキアの首都ブラチスラバ(Bratislava)で24日、走行中のトロリーバスの中で乗客の女性(31)が赤ちゃんを出産した。市交通当局が25日、明らかにした。

 この女性はトロリーバスに乗って病院へ向かう途中だったが、車内で陣痛が始まってしまったという。

女性の夫が運転手に救急車を至急呼んでほしいと訴え、数分後には救急車が到着。女性は救急隊員に介助され、バスの車内で女児を出産したという。女性と生まれたばかりの女児は、近くの病院に搬送された。

 地元メディアが伝えた病院側の話によると、早産だったが母子ともに健康状態は非常に良好という
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2012年04月20日

一夫多妻は「セーフティーネット」?1つ屋根の下33人、南アの一夫多妻家族


南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)郊外の集合住宅に住むロバート・チャウケ(Robert Chauke)さん(50)の自家用車は、22人乗りのバスだ。それでも、25歳から44歳まで計6人の妻と、下は生後10週間、上は28歳まで計26人の子どもたち全員が乗ることはできない。

「どの妻もみんな愛しているよ。これだけの大家族を授かったのは神からの恵みだと思う」と、チャウケさんは妻たちに囲まれながら微笑む。大家族は一族の伝統だ。祖父には7人、父親にも4人の妻がいた。長男も既に2人の妻を持つ。

 チャウケさんの妻は6人とも専業主婦。チャウケさんはヨハネスブルク近郊のオレンジ・ファーム(Orange Farm)で居酒屋を経営し、自身もバンドで演奏して大家族を養っている。「家族全員が1つ屋根の下で暮らしている。私たちは1つの幸せな大家族だ」と誇らしげに語る。

 自宅には寝室が7つあるので、妻たちはそれぞれ個室を持ち、順番にチャウケさんと夜を共にする。家事は分担し、互いの子どもたちの世話も助け合う。6人とも、他の妻に嫉妬することはないと言い切る。

■変わる南ア社会、大統領に6人目の妻

 こうした一夫多妻をめぐる議論が南アフリカで再燃しそうだ。ジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領が今週末、長年の婚約者だったボンギ・ンゲマ(Bongi Ngema)さんと結婚するためだ。ズマ大統領の結婚はこれで6回目だが、1人とは1998年に離婚、別の1人が2000年に自殺し、現在の妻は3人。ンゲマさんは4人目のファーストレディーになる。

 南アフリカで一夫多妻は合法で、ズールー(Zulu)やツォンガ(Tsonga)など主要民族の間に浸透している。ズマ大統領はズールー人、チャウケさんはツォンガ人だ。

 だが、近代化とともに欧米化が進み、一夫多妻も減少傾向にある。2010年の調査によれば、南アフリカ国民の4人に3人が一夫多妻に否定的だった。とりわけ女性では83%が反対だった。

 1世帯あたり人数も減少しつつあり、1996年に4.5人だった平均世帯人数は、2007年には3.7人になった。

■一夫多妻は「セーフティーネット」

 それでも、ズールー文化を専門とするクワズルナタール大学(University of KwaZulu-Natal)のヌデラ・ヌトシャンガセ(Ndela Ntshangase)氏は、一夫多妻は現代においても重要な意味を持っていると指摘する。

 もともと一夫多妻は、社会的な問題を解決する手法だったからだという。「特に戦争が多かった時代は、男性より女性のほうが村に残されることが多かった。一夫一妻に固執していては夫も子どももいない女性だらけになってしまっただろう」

 同氏によれば、一夫多妻は女性や子どもにとって「セーフティーネット(安全網)」の役割を果たしている。男性が女性に対して責任を持ち、婚外子を防げるからだ。

 チャウケさんの1人目の妻、ジョセフィーナさんはこの点に同意する。現に、夫に対し自分の妹とも結婚してくれないかと頼んでいるのだ。「わたしも、彼との結婚を人から勧められたの。家族になれば、妹の子どもも一緒に育てられるでしょう」

 チャウケさんにとって、ズマ大統領に4人の妻と21人の子どもがいる事実は、アフリカの伝統を尊重していることを意味する。「大統領に大勢の妻がいたって、何も悪いことはないよ」。チャウケさん自身も、もっと子どもが欲しいという。

「男として、金持ちかどうかは重要じゃない。大事なのは賢いか否かだ。家族を養い、家族が必要とするものを与えられるかどうかが肝心なんだ。われわれの大統領は、それができる男だ」



一夫多妻制が認められている南アフリカで、現在2人の妻がいるジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領(67)が4日、通算5人目となる妻と結婚式を挙げた。

 前日の大統領官邸発表によると、結婚式は、大統領の地元、クワズールー・ナタール(KwaZulu Natal)州Nkandla村で伝統に則って親族だけで営まれた。

 ズマ大統領と結婚した5人目の女性は、同大統領との間にすでに2人の子どもがいるトベカ・マディバ(Tobeka Madiba)さん(37)。これまで公式行事などにも「大統領夫人の1人」として出席している。

 ズマ大統領が議長を務める与党、アフリカ民族会議(ANC)が公表している経歴によると、ズマ氏はマディバさんを含め5人の女性と結婚したことになり、現在の妻は3人。

 このほか、ズマ大統領には2人の妻がいたが、そのうちの1人、Kate Mantshoさんは2000年に自殺している。もう1人の元妻は、ヌコサザナ・ドラミニ・ズマ(Nkosazana Dlamini Zuma)現内相で、98年に離婚しているが現在もズマ首相の側近を務めている。

 現地サンデー・タイムズ(Sunday Times)紙によると、ズマ氏はさらに6人目の女性との結婚も予定している。この婚約者はボンギ・ンゲマ(Bongi Ngema)さんで、5人目のマディバさんとの結婚式と前後して、ンゲマさんにも結納式が行われた
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2012年04月07日

奇跡の生還! 小型機を操縦中の男性が突然倒れ、同乗していた操縦経験がほとんどない妻が機体を緊急着陸4回目でようやく成功させた


米ウィスコンシン(Wisconsin)州で2日、小型機を操縦中の男性が突然倒れ、同乗していた操縦経験がほとんどない妻が機体を緊急着陸させた。地元警察当局が3日明らかにした。

 飛行機に乗っていたのは同州在住のジョン・コリンズ(John Collins)さん(81)とその妻のヘレン・ウィルソン(Helen Wilson)さん(80)。夫が倒れた後ヘレンさんは、無線で指示を受けてスタージョンベイ(Sturgeon Bay)の空港への緊急着陸を繰り返し試みた。4回目でようやく成功したが、着陸時の衝撃で機体前方の車輪が壊れた。

 同州ドア(Door)郡のテリー・ボーゲル(Terry Vogel)保安官はAFPの電話取材に対し、夫妻が乗っていたのは操作が比較的複雑なビジネス用の8人乗り双発機セスナ(Cessna)414Aで、飛行機の燃料が底をつきかけていたため「5回目の着陸は無理だっただろう」と述べた。

 冷暖房機具や配管の部品製造に携わっていた夫のジョンさんは着陸後に搬送された病院で死亡が確認された。ヘレンさんは脊椎を骨折したという。

 息子のリチャード・コリンズ(Richard Collins)さん(55)が米ABCNews.comに語ったところによると、ジョンさんは飛行前に首の痛みを訴えていたという。また、ヘレンさんが前回飛行機を操縦したのは30年以上前のことで、セスナ414Aの操縦経験は全くなかった。

 リチャードさんは「母には飛行機の着陸はおろかコンピューターの使い方を教えることすらできない」と言い、「心配で仕方がなかった。2人とも死んでしまうかと思った」と語った。

 航空便の運航情報サイト、フライトアウェア(FlightAware)によれば、夫妻はフロリダ(Florida)州南部を出発し、ジョージア(Georgia)州を経由して自宅へ戻る途中だった。スタージョンベイはミシガン湖(Lake Michigan)に面しており、ウィスコンシン州グリーンベイ(Green Bay)から約65キロの場所にある。
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2012年04月01日

東京スカイツリー 450mで大人3000円  展望台の個人予約 開業日と週末に集中 


東京スカイツリー 開業日と週末に集中 展望台の個人予約

 一回目販売分の抽選結果が三十日に発表された東京スカイツリー(墨田区)展望台の個人入場券の申し込みは、開業日と週末に集中した。全体で六・一倍の高倍率の中で当選した人らは、各地の東武トラベル店頭に張り出された当選者番号を前に喜びの声を上げた。



 浅草駅支店(台東区)に来た区内の主婦Nさん(50)は、五月二十四日が当選。前日に八十歳を迎える義母と一緒に上がる。「直前まで秘密にします。喜んでくれるかな」


 北千住駅支店(足立区)で五月三十一日の当選を確認した千葉県松戸市の会社員Sさん(46)は「まさか当選するとは…。夜勤明けだが、眠気も吹っ飛んだ。四百五十メートルをいち早く体験できるのは楽しみ。会社の後輩を連れて行きたい」。


 東武タワースカイツリーによると、インターネット申し込みで最も人気が高かったのは開業日の一番早い入場となる五月二十二日正午。応募一万五千七十八件(一件の定員は八人)、当選四十五件で倍率は三百三十五倍。続いて高倍率だったのは、開業後最初の土曜の五月二十六日午前十一時と午前八時。上位三つの時間帯への応募は全体の二割を占めた。


 ネット販売分は完売し、倍率は五・五倍。東武トラベルの店頭分の倍率は一一・三倍。ほぼ完売したが、応募日時が偏ったため、わずかに余りが出た。余った分はネット販売を検討する。次回の予約受け付けは四月一日から。



◆東京スカイツリー、450mで大人3000円

東京スカイツリー、2012年5月22日に開業へ 第1展望台の入場料は大人2,000円
東京スカイツリーを運営する東武鉄道は、東京スカイツリーの開業日を2012年の5月22日にすると発表した。発表によると、東京スカイツリーは2012年5月22日に開業し、営業時間は午前8時から午後10時を予定してるという。

また、あわせて展望台の入場料金なども発表され、高さ350メートルの第1展望台は、
大人が2,000円、高校生と中学生は1,500円、小学生900円、幼児600円などとなって
いる。また、450メートルの高さの第2展望台へは、大人の場合、さらに1,000円の追加料金
が必要になるという(追加料金は高校生・中学生800円、小学生500円、幼児300円)。



★東京スカイツリー


旧名称

新東京タワー



用途

電波塔、展望台



設計者

日建設計



構造設計者

日建設計



施工

大林組



建築主

東武タワースカイツリー



構造形式

鉄骨造



敷地面積

36,844.39m2(施設全体)



建築面積

31,832.60m2(施設全体)



延床面積

229,410.30m2(施設全体)



階数

地上29階(第2展望台)



高さ

634m



着工

2008年7月14日



竣工

2012年2月29日



所在地

〒131−0045
東京都墨田区押上1丁目1−13



位置

北緯35度42分36.5秒
東経139度48分39秒座標: 北緯35度42分36.5秒 東経139度48分39秒

東京スカイツリー(とうきょうスカイツリー、Tokyo Sky Tree)は、東京都墨田区押上にある電波塔(送信所)である。2012年2月29日に竣工した。ツリーに隣接する関連商業施設・オフィスビルの開発も行われており、ツリーを含めたこれらの開発街区を東京スカイツリータウンと称する。2012年5月22日に開業予定。


概要

2003年12月に日本放送協会(NHK)と在京民間テレビ局5社(日本テレビ放送網、東京放送(TBSテレビ)、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京)が600m級の新しい電波塔を求めて「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足させたのが始まりである。

東京スカイツリーの建設目的は既存の電波塔である東京タワーが位置する都心部では超高層建築物が林立し、その影となる部分に電波が届きにくくなる問題を低減させるほかにワンセグやマルチメディア放送といった携帯機器向けの放送を快適に視聴できるようにすることも建設目的のひとつとされた。

事業主体は東武鉄道が筆頭株主となる「東武タワースカイツリー株式会社」であり、事業費は約500億円とした。このために、同社は500億円のユーロ債のCBを発行して資金調達を行っている。建設費は約400億円。総事業費は約650億円。施工は大林組、設計は日建設計である。テレビ局からの賃貸料および観光客からの入場料などで収益を得る見込みである。

東京都墨田区に所在する東武伊勢崎線・東京地下鉄半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線の押上駅(2012年5月22日より「押上(スカイツリー前)」)と東武伊勢崎線のとうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)の間に挟まれる、東武鉄道の本社隣接地で所有地でもある貨物駅(のちの業平橋駅3、4、5番線ホーム)跡地に建設された。

当地区は航空法上、東京国際空港(羽田空港)の制限表面の外側水平表面が被さる地域であるため空港標点の海抜295mまでの建造物しか建てられなかったが2005年4月28日に高さ規制区域が見直されて建設可能となった。

2008年7月14日に着工され、3年半の期間をかけて2012年2月29日に竣工した[7]。2012年5月22日に展望台として開業する予定で、2012年4月から2013年3月にかけて放送局の試験放送ならびに本放送を実施する計画である。

東京タワーの建造時(1957 - 1958年)に比べて鋼材の品質や溶接技術、各種構造計算(シミュレーション)などの設計技術、基礎部の特殊な工法が大きく進歩したことにより東京タワーの建築面積を大きく下回る面積でのこの高さの自立式鉄塔の建設が可能となっている。

全体の主要接合部が溶接により建設されている。鋼管同士を直接溶接接合する分岐継手を採用し、軽量化と耐震性を増している。主要鋼材はH鋼ではなく鋼管が使用された。構造が鉄骨造としては稀に見る複雑さであり各部材に要求される寸法等の精度も一般建築物とは桁違いである為、鉄骨部材を作成する工場のうち国内のレベルの高い工場の多くは一時的にスカイツリーの部材製作で繁忙を極める状態となった。又、溶接作業の一部には人間の手作業による職人技が寄与しているところも多分にある。

2006年5月に第一生命経済研究所が出した予測[9]によると開業から1年で300万人が訪れると仮定、経済効果を473億円と試算している。また2008年1月公表の墨田区「新タワーによる地域活性化等調査報告書」では東京スカイツリーへの来場者を年間552.4万人、東京スカイツリーに併設される商業施設などを含めた開発街区全体での来場者数を年間2,907.9万人と試算している。

計画の基本的情報
計画名:(仮称)業平橋押上地区開発計画(新タワー計画)
所在地:東京都墨田区押上1丁目1-13
建築主:東武鉄道、東武タワースカイツリー
施工:大林組
設計・監理:日建設計
監修者:澄川喜一、安藤忠雄
階数:地上29階(第2展望台)
高さ:634m[1]
敷地面積:36,844.39m2(施設全体) 建築面積:31,832.60m2(施設全体)
延べ面積:229,410.30m2(施設全体)

建設地点:ほぼ平行する東武伊勢崎線と北十間川間の幅約100m強と都営地下鉄浅草線に囲まれた場所に一辺約68mの三角形型の基礎。東西に向く一辺は北十間川とほぼ平行。
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
基礎工法:場所打ちコンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)工法固有名称:ナックルウォール工法
用途:電波塔、展示場、店舗、ミュージアム、事務所、ホール、各種学校、地域冷暖房施設、駐車場
電波塔内の施設:放送施設・展望施設(第1展望台・第2展望台)・商業施設ほか 高さ350mの第1展望台にはレストランやカフェ、ショップなども併設される。また4階には出発ロビー、5階には到着ロビーがそれぞれ設置される。
高さ450mの第2展望台には空中回廊を設置。関東一円を見渡す広大な景色が楽しめる。窓ガラスで覆われた空中回廊では、まるで空中を散歩しているような体験ができる。
入場料は第1展望台が2000円、第2展望台は追加1000円である。

エレベーター:地上から350mの高さにある第1展望台まで約50秒間の分速600m40人乗り4台、第1展望台と450mの高さにある第2展望台を結ぶ約40秒間の分速240m40人乗り2台および地下駐車場から第2展望台まで昇降距離464.4m27人乗り業務用2台、その他にも第1展望台内の移動用に1台、タワーの足元の施設に4台がある。
地上31階建てのオフィス棟の他、中層の商業棟、広場、約1,100台分の駐車場なども建設される予定。

高さ
世界の塔の高さランキング(支線式鉄塔を除く)
1. 東京スカイツリー 2. 広州塔 3. CNタワー 4. オスタンキノ・タワー 5. 東方明珠電視塔 6. ボルジェ・ミーラード 7. クアラ・ルンプール・タワー
全高(尖塔高)634m、軒高(塔本体の屋上の高さ)495mは2012年完成時点で自立式鉄塔としてはキエフテレビタワーの385mを上回る世界第1位。現存する電波塔としてはKVLY-TV塔の628.8mを上回る世界第1位[15]。2011年11月17日に世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けた。人工の建造物としてはブルジュ・ハリファの828mに次ぐ世界第2位となる。

建築物としての高さは470.97mであり、横浜ランドマークタワーの296.33mを上回って建築物としても日本一の高さである。

東京都心部で立ち並ぶ200m級の超高層ビルの影響を受けない高さとしてNHKと在京民放キー局5社が「600m」という数字を要請し、着工当初は高さを610.6mとする計画であった。建設計画を策定する中で当時世界一の高さのカナダオンタリオ州・トロントにあるCNタワーを上回る。またアメリカイリノイ州・シカゴに建設予定のあった「シカゴ・スパイア」(現在は凍結中)のアンテナを含めた高さが約2,000フィート(約609.6m)だったため、「610m」という数字になったという。

構想段階では世界一高い建造物を目指していたが、完成時の高さを非公開にして建設していたブルジュ・ハリファが高さ828mで完成した。

2009年10月16日に計画を修正し、高さ634mを目指すことを発表した。数字には東京近辺の旧国名である武蔵国(「むさし」のくに)の語呂合わせも考慮したとしている。

タワーデザイン・ライティング
東京スカイツリーの作図されたシルエット(影)と地上が正三角形(1辺68m)で次第に丸くなり、地上約320mでほぼ真円となる断面
2006年11月24日にデザインが公表された。以下の3つのコンセプトに基づき、デザインされている。
時空を超えた都市景観の創造:日本の伝統美と近未来的デザインの融合
まちの活性化への起爆剤:賑わいと親しみを感じる3つのゲートと2つの展望台
都市防災「安全と安心」への貢献:日本古来の建築「五重塔」に通じる新たな構造システム

法隆寺の五重の塔を参考にして、心柱(鉄筋コンクリート造の高さ375m直径約8mの円筒で内部は階段)により地震などによる揺れを抑える心柱制震構造となっている。また、アンテナが取り付けられる「ゲイン塔」の上には制振装置(総重量約100tで、バネの上に乗った重りでアンテナの揺れを抑える)が設置される。ゲイン塔外周の直径約6m、アンテナ外周直径約8m。

タワーの水平方向の断面は地面真上では正三角形であるが、高くなるほど丸みをおびた三角形となり地上約320mで円となる。概観は「起り」(むくり)や日本刀の緩やかな「反り」(そり)の曲線を生かした日本の伝統建築の発想を駆使し、反りの美的要素も盛り込まれている。このため、タワーを見る方角によっては傾いているようにも裾が非対称になっているようにも見える。

2009年2月26日にカラーデザインが公表され、「スカイツリーホワイト」と決定された。これは日本伝統の「藍白」(あいじろ)をベースにした独自の命名のオリジナルカラーで、青みがかった白である。なおエレベーターシャフトはグレー、展望台はメタリック色、頂部は鮮やかな白である。

2009年10月16日にライティングデザインが公表された。江戸で育まれてきた心意気の「粋」と、美意識の「雅」という2つの異なるライティングを1日毎に交互に替えるライティングである。このライティング機材や調光コントロール全般はパナソニック電工が請負い、ライトアップの全てをLED照明とする予定である[23]。
「粋」は隅田川の水をモチーフとした淡いブルーの光でタワーを貫く心柱を照らし出したライティング。
「雅」は江戸紫をテーマカラーとし、金箔のようなきらめきのある光をバランスよくちりばめたライティング。

なお「雅」はピンクすぎず青すぎない上品な紫色(複数の色のLEDを混ぜたものでなく単体で表現する)を目指しており、このような色のLEDは従来にはないため「オリジナルのLEDを新たに開発する」としている。また2010年10月13日にはLED実験のため、51台の照明器具で数時間だけライトアップされた[24]。完成時には約2000台の照明器具が使われる予定である。

名称

正式名称決定までの仮称は「新東京タワー」。正式名称は一般公募によって寄せられた1万8,606件の命名案の中から、まずは有識者10人で構成される「新タワー名称検討委員会」によって6つに候補が絞り込まれた。言葉の美しさや親しみやすさなどを基準に「東京スカイツリー」「東京EDOタワー」「ライジングタワー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」の6つが名称候補として選ばれ、2008年春にインターネットを通じて一般投票を行った。その結果、最多得票の「東京スカイツリー」に決定した。

なお公募で最も多く寄せられた「大江戸タワー」はタワー建設予定地近くにある和菓子屋(株式会社森八本舗)がタワーの名称決定を見越してすでに商標を取得しており、3位の「さくらタワー」も以前から高輪プリンスホテルには「さくらタワー」がありすでに商標登録も行っていたために使えなかった。仮称として使用されていた「新東京タワー」も既存の東京タワーに似ており、東京スカイツリーは東京タワーを管理する日本電波塔社とはまったく関係が無いためそれぞれ候補から外された。一候補地だった時期はプロジェクトホームページで「すみだタワー」という名称が用いられていたが、台東地区と連携した2007年夏頃からは見られなくなった。



注目度

完成すると日本一の建造物、さらには世界一の電波塔という大きな話題性から各種マスメディアで大きく取り上げられている。テレビでは建設中のスカイツリーを取材した特番が時折放送されるようになったこともあって最近では"東京の新名所"となっており、休日ともなれば建設中のタワーを撮影する者や見物人で周辺は混雑する。

電波塔としての東京スカイツリー

送信局

マルチメディア放送送信設備



周波数
(MHz)

放送局名

コールサイン

空中線電力

ERP

放送対象地域

放送区域内世帯数



214.714286

モバキャス

JOMZ

25kW

最大105kW

関東広域圏

約1600万世帯

mmbi及びジャパン・モバイルキャスティングが準備を進めている携帯端末向けマルチメディア放送(VHF-HIGH帯)「モバキャス」はスカイツリーに4段16面のアンテナを設置し、2012年4月1日に放送開始を予定している。スカイツリーからの送信で関東全域約1600万世帯をカバーできるとしている。2011年9月14日に電波監理審議会から予備免許を交付することが適当であると答申を受け[27]、翌15日に予備免許の交付を行った。

なおVHF-LOW帯のマルチメディア放送は関東甲信越地区の企画会社・ブロック別ソフト事業者である東京マルチメディア放送にTOKYO FMやJFN系列各局とともに東京タワーの運営会社である日本電波塔が出資しているが、送信所が東京タワーとスカイツリーどちらになるのか正式な決定はなされていない。

タクシー無線

特別区・武三交通圏(特別区・武蔵野市・三鷹市)を営業エリアに持つタクシー各社は現在港区赤坂の国際新赤坂ビルに集中基地局を設置しているが、都内各地で高層ビルが相次いで建設されていることで不感地帯が増加してきている。そのため、東京スカイツリーへの移転構想がある[31]。2011年10月から1か月間、地上300メートルの位置にアンテナを設置し昼間の時間帯に試験電波を発信、2012年3月より業務無線の運用を順次開始し5月からの本運用を予定している。

送信予定局

地上デジタルテレビジョン放送送信設備



リモコンキーID

放送局名

コールサイン

物理チャンネル

空中線電力]

放送対象地域

放送区域内世帯数

利用チャンネル番号



1

NHK東京総合

JOAK-DTV

27ch

10kW

関東広域圏
(茨城県・栃木県・群馬県を除く)

約1,400万世帯

011-012



2

NHK東京 Eテレ

JOAB-DTV

26ch

全国放送

021-023



4

日本テレビ

JOAX-DTV

25ch

関東広域圏

041-042



5

テレビ朝日

JOEX-DTV

24ch

051-053



6

TBSテレビ

JORX-DTV

22ch

061-062,268



7

テレビ東京

JOTX-DTV

23ch

071-073,077



8

フジテレビ

JOCX-DTV

21ch

081-083



9

TOKYO MX

JOMX-DTV

16ch

3kW

東京都

約690万世帯

091-092

放送大学(JOUD-DTV)は従来どおり東京タワーから送信され、東京スカイツリーからは送信されない。
TOKYO MXについてはNHK水戸放送局の地上デジタル放送の物理チャンネルと重複するため、物理チャンネルの変更が決定した。

災害時の放送バックアップ体制として、災害などにより東京スカイツリーから放送電波を送信できない場合に備えて東京タワーを予備の電波塔として利用する契約が2010年9月27日に日本電波塔株式会社とNHKや在京キー局5社との間で結ばれた。

総務省が2010年12月16日に認可した送信所変更[37]に係る計画によると、試験放送期間はおよそ1年とかなり長めに設定された[38]。これは前述のとおり、以下の点を検証する必要があることが背景にある。 送信点高が一気に上昇することで東京タワー並みの空中線電力とすると却って遠地での混信障害が多発する恐れがあるため、空中線電力をどこまで落とせば実用的なのか

エリア限界付近の山間等地域で地元局の恩恵が無く東京タワーのアナログVHFは受信できるがデジタルは不安定もしくは受信不能のケースでスカイツリーでは送信点が上がるため在京民放ではその問題が解決する場合、NHKの上記県域化との兼ね合い

計画案では従前の東京タワーとほぼ同等のエリアを確保するとなっている。北関東ではNHK総合の県域化を見越して必要なUHFアンテナが1本で済むよう関東広域民放5社についても県域局とほぼ同等の空中線電力で中継局が設置されており(例外もあり、総務省の判断で地元ローカル局以外のNHKや在京民放等は置局不要とされている中継局も北関東に多数ある。

東京タワー波等の受信が期待されているため)、当該各県のデジサポではUHFアンテナを地元中継局に向けるよう呼びかけている[要出典]が県庁所在地が遠い場合もしくはタワー波北限地域の山間部でVHF受信に頼っているケースなど地形的に地元局の恩恵が無く受信困難な場合も多く、引き続き東京タワーもしくは東京スカイツリーの電波を受信せざるを得ないケースも存在する。南関東では(スカイツリー移転後も)UHFアンテナを複数設置する必要があることによる混合器のデジタル化対応など追加の措置が必要になっておりテレ玉、チバテレビ及びtvkではこの点について視聴者への注意喚起を行っている。

FMラジオ放送送信設備



周波数
(MHz)

放送局名

コールサイン

空中線電力

ERP

放送対象地域

放送区域内世帯数



81.3

J-WAVE

JOAV-FM

10kW

未定

東京都

-世帯



82.5

NHK東京FM

JOAK-FM



在京FM局のうちNHK東京FMとJ-WAVEの2局が先行する形で東京タワーからの送信所移転を申請、2011年2月3日に変更許可が下り[40]、2012年4月下旬より本放送を開始する[33]。同時にNHK-FM放送を使用したVICSの文字多重放送についても道路交通情報通信システムセンターが申請を行い、前2局と共に変更許可を得ている。

TOKYO FM(JOAU-FM)ならびに放送大学(JOUD-FM)は従来どおり東京タワーから送信され、東京スカイツリーからは送信されない。

その他の用途

落雷の仕組みを解明するため、地上497m地点のアンテナのゲイン塔の根元部分に、落雷の発生を常時監視し電流の大きさや波形の変化などを記録する計測装置のセンサーが六角形状に囲んだ形で設置され、東武タワースカイツリー、東京大学生産技術研究所、電力中央研究所の3者共同による研究が2012年3月より行われている。

ゲイン塔が延びる高さ500m付近では年間20〜30回の落雷が見こまれており、地上よりもデータが多く蓄積できる。500mを超える超高層建築物への計測装置の設置例ではカナダのCNタワーだけで、世界的に珍しい研究成果が期待でき、この成果を元に雷被害防止や雷に強い電子機器の開発につなげたいとしている。

観光・商業施設としての東京スカイツリー

東京スカイツリータウンの各施設(東京スカイツリーの他、東京ソラマチ、東京スカイツリーイーストタワー、コニカミノルタプラネタリウム“天空”in東京スカイツリータウン、すみだ水族館)の中核として、東東京エリアの観光・産業拠点の形成と地域社会の活性化、国際観光都市東京実現への貢献が期待されている[43]。

2012年5月22日の開業に向け、地上350メートルの「天望デッキ」への団体入場券購入の抽選受付が2011年11月22日より開始された。2012年7月10までは日時指定の完全予約制となる。地上450メートルの「天望回廊」の入場券は天望デッキ内のみで販売する。個人入場券は同年3月22日より受付開始となる。

下層フロア

1F東京スカイツリー団体フロア
THE SKYTREE SHOP
和洋菓子、雑貨、ステーショナリー、ファッションアイテムなどの東京スカイツリー限定グッズを販売する。 団体チケットカウンター

4F東京スカイツリー入口フロア
チケットカウンター
インフォメーション

5F東京スカイツリー出口フロア
THE SKYTREE SHOP
日本のブランドと東京スカイツリーとがコラボレーションした限定商品を販売する。 インフォメーション

展望台

東京スカイツリー天望デッキ

(第1展望台)

地上高を表すフロア340、フロア345、フロア350の3層からなる。5m超の大型ガラスを360度に配置し、タワーの足元から約70km先までを展望できる。
フロア340
「SKYTREE CAFE」 : ドリンク、軽食、オリジナルスイーツなどのオーダーが可能。椅子席と立席がある。 フロア345
「Sky Restaurant 634 (MUSASHI)」 : メニューは新日本料理「TOKYO CUISINE」。
「THE SKYTREE SHOP」 : 展望台ショップ限定商品を販売。 フロア350
「SKYTREE CAFE」 : ドリンクのオーダーが可能。立席のみとなる。
「パノラマスクリーン」 : 晴天時の映像を上映することにより、曇りや雨の天候時でも眺望を疑似体験することができる。逆に雨天時ならではの情景も上映される予定。
「東京時空ナビ」 : 52インチディスプレイを3面つなげた大画面が4基ある。東京のさまざまな風景を紹介する。
「江戸一目図屏風」 : 江戸時代の浮世絵師・鍬形寫ヨの描いた屏風(岡山県・津山郷土博物館所蔵)の再現品。飛行手段のない江戸時代でありながら、空からの眺めが見事に描かれている。
東京スカイツリー天望回廊

(第2展望台) 

フロア445、フロア450の2層からなる。フロア450の来場客が到達できる最も高い位置は451.2mである。エレベーターはフロア445に到着し、ここからスロープ状の回廊を4分の3周歩いてフロア450に至る。ガラスが張り出したチューブ型の回廊は空中を散歩する感覚が味わえる。外見からは、らせん形状が確認できる部分である。
フロア445
「天望回廊」 フロア450
「天望回廊」 「ソラカラポイント」 : 天望回廊のスロープ中451.2mの最高地点。床のLED照明やガラスの壁面で、浮遊感を体感する演出がされている。
天望シャトル


入口、出口フロアと天望デッキ、天望回廊をつなぐエレベーター。シャトル内には地元墨田区のデザイナー高橋正美による桜や隅田川などをテーマにしたパネルが設置される。
歴史 [編集]

2003年
12月17日 在京放送事業者6社(NHK・民放キー局)が600m級の新タワーを求めて「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足。

2004年
10月25日 押上・業平橋駅周辺地区内の地権者が「押上・業平橋駅周辺地区まちづくり協議会」を設立。
12月5日 墨田区・地元関係者が東武鉄道及び押上業平橋駅周辺地区まちづくり協議会に対し、新タワー誘致の協力要請。

2005年
1月27日 町会等関係団体や関係企業等、地元組織で構成された「新タワー誘致推進協議会」設立。
2月7日 東武鉄道として新タワー事業に取組む事を放送事業者・墨田区に表明。
2月10日 「新タワー誘致推進協議会」が決起大会を開催。
3月7日 押上・業平橋駅周辺地区に関する都市計画決定(土地区画整理事業区域・都市計画道路)。
3月28日 放送事業者が墨田区押上地区を第1候補地に選定。
7月22日 墨田・台東両区の地元誘致組織が提携し、「墨田・台東新タワー誘致推進連絡会」を結成。
12月15日 土地区画整理組合設立認可(事業認可)。

2006年
3月31日 新タワー建設地として最終決定。
5月1日 事業会社「新東京タワー株式会社」を本社所在地・東京都墨田区押上一丁目1番2号に資本金4億円(東武鉄道全額出資)で設立。
6月19日 地元関係者が「新タワー建設推進協議会」を発会。
7月4日 - 24日 様々な人からの「届け! 私が想う新タワー」と題したアンケートやアイデアや意見を募集。応募数5,079名。
7月4日 新タワーデザインの監修者を安藤忠雄(建築家・東京大学名誉教授)・澄川喜一(彫刻家・元東京藝術大学学長)に決定。
10月10日 次の3点の「新タワーを核とした複合開発事業のコンセプト「Rising East Project〜やさしい未来が、ここからはじまる」」を公表。 日本、下町のものづくりのDNAを継承し、人々の交流が、新たな都市文化を創造する「アトリエコミュニティ」
人に、地球に優しく、災害に強く、安全で安心して暮らせる「優しいコミュニティ」
先端技術、メディアが集積し、新しい日本、新しい東京を、世界へと発信するタワーを核とした「開かれたコミュニティ」

11月24日 デザイン公表。基本設計は日建設計が担う。概算建設費約500億円。
12月4日 環境影響評価調査計画書提出。

2007年
2007年10月6日撮影 8月30日 新タワーライティングデザイナーを戸恒浩人に決定。
9月28日 「新東京タワー」の本体施工者を数社による競争入札のうえ、大林組に決定して請負契約を締結した。大林組の請負金額は非公表。着工は2008年夏で、工期は3年6か月を見込む。

10月6日 建設予定地でサーチライト9台を使い、新タワーの脚に見立てた光の束を上空に向けて放出された。最初に東京タワー(約333m)の高さで光を交差し、その後光を伸ばして610mの上空で交差させ「新東京タワー」の高さを表現した。これは前年秋に地元住民らが企画、住民や団体から寄付を募って実現したもの。

10月26日 - 11月25日 「新東京タワー」の名称案を公募。応募数17,429件。2008年4月に名称検討委員会により数案に絞り込まれたうえ、一般投票を経て6月に決定。

11月29日 建設地周辺町会を中心とした「押上・業平橋地区新タワー関連まちづくり連絡会」を結成。
12月11日 東武鉄道と子会社の新東京タワー株式会社は、NHKおよび在京民放5局の放送事業者6社と同日付で新タワーの"利用予約契約"を結んだと発表した。完成後、改めて各放送事業者と"正式な利用契約"を結ぶという。

2008年

3月19日 「新東京タワー」の名称案を、一般公募から「東京EDOタワー」「東京スカイツリー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」「ライジングタワー」の6通りに識者等からなる「新タワー名称検討委員会」によって絞り込んだことを発表。一般投票で正式名称を決定する。投票期間は4月1日から5月31日まで。
5月14日 現在の資本金4億円を放送会社などから出資を募り300億円規模とする方針を明らかにした。
5月30日 環境影響評価書提出。

6月10日 正式名称を「東京スカイツリー」に決定。それに伴い、新東京タワー株式会社は会社名を「東武タワースカイツリー株式会社」に変更。
7月14日 安全祈願祭と起工式典を行い着工。タワー部分の総事業費は約650億円を見込む。
9月2日 Webカメラで建設中の様子の中継開始。
12月1日 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)と新タワーの利用予約契約を締結。
12月6日 基礎工事(地中50mのコンクリート壁の杭工事)が完了。
12月26日 エレベーターシャフトの工事が開始され、地上に鉄骨が立ち上がり始めた。

2009年
着工7か月後。地下基礎部分を終え、地上部分開始後2か月弱の建設中の様子。2009年2月15日撮影 2月5日 タワー塔体地下基礎部の鉄骨建て方を開始し、3箇所の鼎(かなえ)で安全祈願を執り行った。
2月26日 カラーデザインが公表され、「スカイツリーホワイト」と決定された。

高さ245m。2日ほど前に地上の足場が除去され初めて全容を現す。2009年12月22日撮影 4月6日 本体の鉄骨(重さ約29t、高さ約4m、直径2.3m、厚さ10cm)を地中の基礎に据え付ける作業と金・銀のボルトで締結する「鋲打(びょううち)の儀」を行い、地上部分の本体の鉄骨を組み上げる工事が開始された。

5月1日 建設中の高さ33.4mからホームページで順次公表開始。
6月8日 本体鉄骨組み上げ工事の最初の山場である塔本体を支える3本の脚を地上50mで組み合わせる工事が行われた。
8月7日 高さ100mを超え105mに到達。
10月16日 完成時の高さを634mに変更すること及びライティングデザインを発表。
11月10日 高さ200mに到達(プレス発表)。
11月22日 スカイツリー内部公開(外部リンク参照)。
12月15日 併設する商業施設に、水族館とプラネタリウム(コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン)を開設することを発表。
12月20日 タワー地上部を囲む足場が撤去されタワー支柱が全容を見せる。
12月21日 - 26日 クリスマス時期として工事用の全照明を夜9時まで点灯しライトアップ。

2010年
当日限りとされたライトアップ・照明機器性能試験の様子。2010年10月13日撮影 2月16日 高さ300mに到達(プレス発表)。
3月1日 ライティング機器のパートナー企業をパナソニック電工に決定。ライティングデザインのオールLED化を目指すことが発表された。
3月29日 10時17分、上部に高さ約10mのエレベータシャフトが設置されたことで東京タワーの332.6mを超えて338mとなり日本一の高さの建設物となった。
4月24日 東武ワールドスクウェア(栃木県日光市)で、25分の1サイズの東京スカイツリーの展示始まる。高さ約26メートル、鋼管柱とFRP製、総工事費約2億円。
5月5日 最下部斜め支柱に始まる第1展望台の鉄骨建方工事開始。
6月5日 タワー中心軸の空洞内でアンテナゲイン塔の組み立て開始。
7月2日 タワークレーンが塔先端(398m)脇3基から第1展望台屋上に1基増設、計4基体制となる。
7月4日 空調設備などを置く機械室(150m)部分を報道陣に初公開。第1展望台の鉄骨建方工事終了とされた。
7月26日 7月2日のタワークレーン4基体制後、分解・設置位置変更・組上を繰返し第1展望台上ヤード外周位置での4基体制を確立[54]。北をアナログ時計の12時に例えればクレーン4基の設置位置は目算で3時15分、5時30分、8時45分、11時45分[55]。
7月30日 高さ400mを超え408mに到達[56]。5月29日時点の398mから2か月ぶりに10m延伸。
9月11日 高さ461mに到達。過去の建造物を含めて高さ日本一だったオメガ塔(対馬オメガ局。455mの支線式鉄塔で1998年に解体)を超えた。
9月13日 エレベータ等を収容するシャフト鉄骨の建て方が完了。
9月29日 スカイツリーの商業業務施設運営会社として「東武タウンソラマチ株式会社」を設立。
10月13日 当日限りとしてライティングに使用するLED照明の性能試験のため、18時30分から21時10分までの160分間に点灯・消灯をほぼ20回ほど経たライトアップが行われた。
10月23日 支柱建方による最終高さ497mとなる。その後はアンテナゲイン塔を突き上げ最終高さとする。


2010年12月24日・25日クリスマス時期に工事用の照明を夜8時まで点灯 10月27日 第2展望台の支柱建方開始。
10月28日 公式キャラクター「ソラカラちゃん」決定。
11月17日 東京スカイツリー並びに周辺大規模複合施設の施設警備業務を、綜合警備保障と東武ビルマネジメントが受注。
12月1日 高さ500mに到達。塔体最上部に11月20日から仮置きを始めた制振装置と塔体内からリフトアップされたゲイン塔がドッキングし高さ511mとなる。
12月16日 NHK及び在京民放5社に対しスカイツリーへの放送局の無線設備の設置に向けた変更許可が認められる。
12月18日 地上デジタルテレビ放送のアンテナ取付開始。
12月24日 - 25日 クリスマス時期として工事用の照明を夜8時まで点灯。
12月27日 スカイツリーを中心とした開発街区全体の名称を東京スカイツリータウン、低層階及びオフィスビル最上階の商業施設の名称を東京ソラマチ、押上側に建設されるオフィスビルの名称を東京スカイツリーイーストタワーとしたと発表。また開業に合わせて東武伊勢崎線業平橋駅の駅名を「とうきょうスカイツリー駅」に変更し、駅施設のリニューアルも行うと発表。
12月31日23時45分 - 2011年1月1日0時30分 大晦日から新年を迎えた45分間、クリスマス時期と同じ工事用の照明を点灯。

2011年
2011年3月18日到達の「現在のタワーの高さ634m」。翌19日撮影 1月28日 TOKYO MXに対しスカイツリーへの放送局の無線設備の設置に向けた変更許可が認められる。
2月3日 NHK東京FM、J-WAVE及び道路交通情報通信システムセンターに対しスカイツリーへの放送局の無線設備の設置に向けた変更許可が認められる。

2月17日 北十間川越しに見えたタワー正面の地上から立ち上がる支柱部分が鉄骨で遮られ始める。
2月28日 高さ600mを超える予定であったが降雨と軽風ないし軟風の天気で翌日以降に持ち越した。
3月1日 ゲイン塔のリフトアップが行われ、13時7分に600mに到達。さらに13時29分には高さ601mに到達し、広州塔を抜いて自立式電波塔として世界一の高さとなる。同日中に、604mまで到達した。

3月12日 625mに到達。前日の東北地方太平洋沖地震によって東京タワーのアンテナが曲がる被害が発生したため、急遽スカイツリーも損傷を受けていないか点検。3月14日に作業員全員の無事と塔構造体への被害がなかったことを確認したと発表した[70]。後日内部に亀裂があったことが判明という報道があったものの全くの誤報であることがわかり、これを報じた日刊ゲンダイは4月22日の紙面で「取り消し」と「謝罪」をした。一方で地震発生の影響で資材納入に遅れが生じたため年末の竣工予定が2か月延びる形となった。
3月18日 13時34分、完成時の高さ634mに到達[74][75]。
5月23日 2010年7月2日以来4基体制となっていた建て方専用クレーンの順次撤去開始。
6月7日 東京スカイツリータウンの開業日と展望台入場料金などを発表。

2011年12月23日・24日クリスマス時期と31日大晦日の照明 9月15日 ジャパン・モバイルキャスティングに対し、携帯端末向けマルチメディア放送墨田局の予備免許が交付される。

10月上旬 NHKと在京民放5局の実験試験局が本放送の700分の1程度の弱い電波で試験電波を発信開始。関東自動車無線協会の実験試験局もタクシー無線の電波発射試験を実施。

10月31日 建て方専用クレーン4基、その後設けた順次小型とした解体用クレーン3基すべての撤去完了。
11月4日 スタッフ着用のユニフォーム7種類を発表。デザインは皆川明のミナ・ペルホネンによるもの。
11月17日 ギネス世界記録に「世界一の高さのタワー」の認定を受け、「ギネス世界記録2012」に掲載される。
12月 この頃までに放送事業者による無線設備の取り付け工事が完了し、1年間の試験電波期間に入る[34]。FM放送も同時に試験電波期間に入るが、テレビ放送よりは短くなる予定。
12月5日 この日の未明(3時)からNHKおよび在京キー5局が東京タワーからの放送休止時間帯に試験電波を40分程度、地上デジタル本放送と同じレベルのフルパワー(10kW)を初めて発射した。
12月23日 634mに到達してから初めてライトアップが灯される。

2012年
2月9日 高さ350mの第1展望台が「天望デッキ」、450mの第2展望台が「天望回廊」と命名される。
2月下旬 夜間ライトアップの部分試験点灯開始。
2月29日 竣工[73][89]。東日本大震災の影響で建築材料などの資材調達が滞り当初の計画から2か月遅れた[90]。ALSOK が国内最大規模の常駐警備を開始。
3月2日 竣工式。東武タワースカイツリー、工事、放送など関係者約70人は神事を伴い執り行った。
3月 ゲイン塔根元部分に設置されたセンサーによる落雷観測を開始。
3月8日 第一展望台の上部分(地上375m)に設置したテレビ各局のお天気カメラの運用開始。
3月10日・11日 東京大空襲から67年、東日本大震災から1年になる両日の夜間(18時から22時)に追悼のライトアップを実施。
3月17日 東武伊勢崎線業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」に改称。同時にダイヤ改正で同駅が特急停車駅となるほか、東武伊勢崎線浅草・押上 - 東武動物公園間の愛称として「東武スカイツリーライン」が付けられる。
3月23日 関東自動車無線協会のタクシー無線の一部運用を開始。
3月下旬 荒天時に実施する展望台付近の雲のライトアップの実験を開始予定。
4月1日 携帯端末向けマルチメディア放送「モバキャス」及び同放送を使用したスマートフォン向け放送局「NOTTV」の本放送開始予定。
4月下旬 NHK東京FMとJ-WAVEのスカイツリーからの本放送開始予定。同時にNHK-FM放送を使用したVICSの文字多重放送も開始予定。
5月 関東自動車無線協会のタクシー無線の本運用開始予定。
5月22日 開業予定。同時に押上駅の副駅名として「スカイツリー前」が導入される。
10月 TOKYO MXの物理チャンネル切り替え措置のため東京タワーとのサイマル放送を開始予定。

2013年
1月頃 テレビ放送のスカイツリーからの本放送開始予定。
4月頃 TOKYO MXの放送をスカイツリーに一本化予定。

建設地決定までの誘致活動とその経過

「在京6社新タワー推進プロジェクト」は新タワーの建設地を第1候補地は「墨田・台東エリア」、第2候補地は「さいたま新都心」としていたが2006年3月31日に「墨田・台東エリア」に決定した。決定までには東京の各地でいくつもの誘致活動が行われた。

墨田区

第1候補地になっていた東京都墨田区「業平橋・押上地区」は、東武伊勢崎線の業平橋駅構内の一部と押上駅(東武伊勢崎線・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営浅草線)との間にあった貨物駅跡地を中心とした地域である。跡地所有者は東武鉄道であり、同社は事業主体として建設費約500億円を負担するとしている。

2005年8月25日、同社がNHK・在京6社と墨田区との間で建設決定を協議するための「三者間確認書」を交わし12月末に最終決定することで合意したため墨田区を候補地として決定することが有力となった。しかし現在の東京タワーを改修して使う案も消えていないことと放送事業者側と東武鉄道の間で新東京タワーにおける賃貸料を巡る交渉が難航していたため、12月26日に年内の決定を断念して翌2006年3月末までの決定に変更した。決定時期が延期となった理由について墨田区と東武鉄道は、協議時間が不十分だったためと説明した。2006年3月25日にNHKと在京6社は墨田区に建設することを正式に決定し、同月31日に報道発表がなされた。

さいたま市

埼玉県とさいたま市は第2候補地として、大宮台地上に位置する埼玉県さいたま市中央区のさいたま新都心の8-1A街区に「さいたまタワー」を建設する構想を提唱していた。「さいたまタワー」は在京6社新タワー推進プロジェクトにより東京の震災時のバックアップ機能が優れているとして、「墨田・台東エリア」に次ぐ候補地となっていた。埼玉県ならびにさいたま市の関係者は「さいたま」に対するイメージアップ等を企図して懸命に「さいたまタワー」の誘致活動を実施したものの電波の混信世帯が約14万世帯に及ぶと想定され、これは「墨田・台東エリア」との比較で約7倍の規模に達し、その対策費用もより巨額になるという理由から落選となった。

「さいたまタワー」の建設予定地だったさいたま新都心の8-1A街区は暫定的に駐車場として使用されており2008年3月に高さ186mのオフィスビルを建設することで正式に決まったが不況の影響で開発担当企業が規模縮小を要望、埼玉県とさいたま市がこれを拒否し2010年に再び白紙となった。2011年にはさいたま赤十字病院や埼玉県立小児医療センターなど老朽化している県内既存医療施設の移転案が浮上している。

港区

東京タワーの運営会社である日本電波塔は2004年夏に放送事業者に対し東京タワーの高さを現在より30m程高くしてアナログテレビ放送終了後にアナログテレビ用アンテナを撤去しデジタルテレビ用アンテナに取り替え、送信アンテナ位置を現在より約90m高い地上350mに設置するとの案を示した。

この案の場合、新東京タワーの建設費約500億円に比べて改修費用約40億円と割安であり各局の新タワーに比べて放送施設賃貸料に大きく差が付くと言われている。同社は収入の約6割を放送関連設備などの賃貸料から得ており新東京タワーが完成した場合、放送事業者の設備がすべて東京スカイツリーへ移ってしまうなど大幅な収入減となる。

これらの動きはさほど報道されなかったが同社は2007年9月21日にアンテナを80 - 100m高くし地上デジタル放送への完全移行に対応することを発表し、報道された。

練馬区 [編集]

高さ1,008mの「東京ワールドタワー」を、新東京タワーとは別に練馬区の誘致団体「東京ワールドタワー推進協議会」(奥田則男会長)が西武鉄道系列の遊園地・としまえんの敷地約2万m2に建設を目指して活動していた。なお、漫画家の松本零士がタワーをデザインした。

豊島区

サンシャインシティの隣接地にある独立行政法人造幣局東京支局の敷地に、高さ600m級のタワーを誘致する活動を特定非営利活動法人東京アーバンクリエイト21が行っていた。また、サンシャインの広場と併せて防災用の広場ともなっていた。

台東区

商店街や観光連盟など民間主導による「台東ワールドタワー」の誘致活動もあった。場所は台東区立隅田公園や区民会館の周辺地区で、高さ600mのタワーを建設する計画だった。

足立区

東六月町のニッポン放送アンテナ跡地か舎人公園敷地内の2か所にタワーを誘致する計画もあり、共に高さ600mのタワーを建設する計画だった。

千代田区

秋葉原駅前の駐車場(後の秋葉原クロスフィールド付近)に高さ800mのタワー(秋葉原タワー・アキバタワー)を建設する計画もあり、オフィスやアミューズメント施設も入居する複合施設として計画されていた。なお当初は現在ロータリーや秋葉原クロスフィールド等が立地する山手線沿いの東西(神田青果市場跡)が再開発前であり、高架を跨いだ600m級のタワーを構想中という報道がされていた。同駅前には800m級を想定したタワー模型が設置されていたことがあった。

その他

これら以外にも仙台や那覇と同じ方式で多摩丘陵への現在の東京タワーとほぼ同じ高さのタワー建設や大阪・新潟・札幌など、大多数の道府県域で採用しているマウンテントップ方式を東京にも導入し西部山岳へ移設する案もあった。後者は東京タワー改修案の次に最も経済的に安くて済み、アンテナ高が海抜1,000mを超すためにいくつかの中継局を削減できる。

しかし多摩や山岳だと山梨県方面にスピルオーバーしてしまい、山梨県・長野県などの視聴者は恩恵を受けるがエリアが大きく変わってしまい山梨放送、テレビ山梨ほかの地元局は大打撃を受け都市難視聴問題の解消にはならないとして公にはなっていない。

新タワー建設自体の是非と立地を巡る議論

関東圏に新しく電波塔を建設することの利点と問題点が議論されている。

地上デジタル放送ではビル陰や山間部などにおける電波障害が減り、現在に比べて難視聴地域の範囲が減るといわれている。北関東では地理的条件で宇都宮・榛名波が受信できず、タワー波の受信レベルでさえ低い地域でも地上デジタル放送を受信することができる様になる。

県域局のTOKYO MXが茨城などで混信の少ない16chへ変更となり、さらにスカイツリーへ今のままの送信出力・指向性なしで移転することで実質的にエリアが拡大することが期待されている。一方でTOKYO MXは親局を東京スカイツリーに移し高い位置から送信することで都内全域に放送を届けられるようになるが、その分スピルオーバーが大規模に発生するとして近隣県の独立放送局から反発を受けている。低い位置からの送信する場合はスピルオーバーは抑えられるが都内全域に放送を届けにくくなる。

NHKは2009年度から3か年の経営計画において、完全デジタル化後に既に切り離されている茨城県に加え北関東の残り2県を総合テレビの広域圏エリアから切り離す構想を明らかにしている(2012年4月より宇都宮・前橋各局が県域化を実施)。このため、送信アンテナの設計にあたっては他局とのエリア調整をどのように行うかが課題として浮上した。

過去に秋葉原地区でテレビ塔建設の検討を行った際に、「電波塔直下において、高感度の受信機ではノイズ等が発生するおそれがある」が建設中止の理由の一つであった。このため、東京スカイツリーでも同様の懸念がある。

東京タワーと異なる場所になるためテレビアンテナの向きを変える必要があるのではないかという質問[108]が多数寄せられたが、総務省・日本放送協会技術部などの見解は「問題なし」[109]である。2009年までのシミュレーションによると、スカイツリーに対して一番受信しづらい90度の向きであっても十分な電界強度が得られる。

ただ、ごく近隣での受信では減衰させるアッテネーターを使用したほうが安定する場合もある。また今後実証実験がおこなわれた場合、この限りではない場合も考えられる。アンテナの向きに関して総務省は情報通信審議会情報通信政策部会「第42回地上デジタル放送推進に関する検討委員会」(2009年1月16日開催)において、「関東広域圏の地上デジタル放送の親局が東京タワーから東京スカイツリーに移行することによる視聴者への影響はほとんど無いであろう」との見解を示した。
東京23区内は電波の強度が強くアンテナが東京スカイツリーに向いていなくても地上デジタル放送の番組を視聴できる可能性が高く、また東京タワーや東京スカイツリーから離れている地域については位置関係が相対的に変わらないため視聴者に与える影響はほぼ無いだろうとの見方が示された。

東京スカイツリーの問題点

経済面

東京スカイツリーができることにより多くの観光客が当地を訪れ、地元の商業が活性化することが期待できる。しかし、テナントを募集する際は地元の商店を優先したものの家賃が高いことから(墨田区の坪単価は1万前後だが、スカイツリーは3 - 5万)1軒も入らないことに決まった。

結果、東京スカイツリーには大規模な商業施設が併設され、短期的に見ると地元商店街を圧迫するおそれが大きい。長期的に見ると、日本において過去に建設された多くの観光タワーや観光施設としてのテーマパークはその価値の低下・陳腐化によりオープンから時間が経つにつれ入場客が減少している。入場者の安定的な確保には東京ディズニーランドのような巨額の再投資が必要であるがその費用が十分確保されていないことから、タワー自身の観光的価値に多くを依存することは大きな経営的リスクを伴うと指摘されている。

仏高級紙・フィガロ記者のレジス・アルノーは「高い建物を建てること=進歩」という考え方は時代遅れであり、「途上国の専売特許」であるとして東京スカイツリーが日本の進歩どころか衰退のシンボルに思えてならないと批判している。

東京タワーの管理・運営をしている日本電波塔株式会社は年間売上40数億円の約半分を放送局が支払う賃貸料が占める。よって、テレビ送信が東京スカイツリーへ移行した後に収入が大きく減少するという懸念がある。また、観光収入もこれまでの収入が確保できない可能性がある。

環境・安全面

スカイツリーの周囲は低層の住宅地であり、下町の雰囲気が色濃く残っている。ここに巨大な構造物が突如現れることにより町の景観が破壊され周囲に対する圧迫感を与えている[107]。景観だけでなく、周辺地域では東京スカイツリーを訪れた多数の観光客・見物客による違法駐車、ゴミのポイ捨て、立ち小便、深夜・早朝の騒音、交通渋滞なども問題となっている。

基礎部の支持力や耐震設計における数値からすると地震時の倒壊などの恐れは周辺の一般建築物にくらべはるかに小さいものである。その一方で、元内閣官房副長官の石原信雄は墨田・台東地区は地盤が弱いため地震発生時の周辺被害が大きくなる可能性を指摘している。

落雪問題

2010年2月から3月にかけて300m前後まで、また4月17日に約350mの高さとなったがこの時東京に降雪がありタワー上部に積もったり付着した雪の片または塊の落下が見られた。今後、風に舞いタワーの敷地近傍へ雪の塊等が落下する事も考えられる。

同様の問題はKDDIビルで発生しておりKDDIビルは降雪があると安全のため周囲への立ち入りが制限され、通路はアーケードが設置されている。2011年2月に降雪があった際にも確認された。そのため、周辺道路に職員を配置して落下片の警戒を行うなどの対応をした。東京スカイツリーの展望台部分には営業開始後に同様の事象が発生しないように電熱線を設けて雪を溶かす装置を工事段階から設置しているが、工事期間中は電源が入らないため同じ箇所にネットを設置して雪片が落下しないように対策を講じた。

また、降雪時には事務所内に対策本部を設けている。2012年1月下旬にも落雪が原因と思われる被害が半径200メートル以内に出た。同塔は構造上は円筒状の柱が上下斜めになっていて雪が積もりにくいが、その材質が金属の為外気温の変化を受けやすい。更に展望台は雪が積もりやすく高い位置に長時間積もった雪は氷のように硬くなりやすい事から大きな塊が落ちた場合に備えて2012年2月11日と12日には東武タワーと大林組は通行人に落雪の注意を呼び掛けた。また東武タワーは同被害に対し修理に応じている。

電波障害

茨城県かすみがうら市では現在東京タワーからの電波を受信してテレビを見ているが、東京スカイツリーが東京タワーからの電波の障害物となってしまって電波が受信しづらくなってしまう地域があるため東京スカイツリーによる電波障害を市民に注意喚起している]。


交通アクセス

鉄道
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)とうきょうスカイツリー駅から徒歩1分
東京地下鉄半蔵門線・都営地下鉄浅草線・京成押上線押上駅から徒歩1分

路線バス [編集]
東京スカイツリー前 東武バスセントラル <スカイツリーシャトル> 浅草雷門・上野公園方面


とうきょうスカイツリー駅前 都営バス <業10> 新橋(木場駅・豊洲駅経由)
<上26> 上野公園/亀戸駅(亀戸天神経由)
<墨38> 両国駅/東京都リハビリテーション病院


とうきょうスカイツリー駅入口 都営バス 東京駅丸の内北口・上野松坂屋(上野広小路駅)(浅草雷門経由)/錦糸町駅
<都08> 日暮里駅(リバーピア吾妻橋経由)/錦糸町駅
<上23> 上野松坂屋(墨田区役所経由)/平井駅(十間橋経由または押上駅経由)
<門33> 豊海水産埠頭(門前仲町経由)/亀戸駅(十間橋経由)


押上駅前 都営バス <錦37> 青戸車庫・新四ツ木橋/錦糸町駅
<上23> 上野松坂屋(墨田区役所経由)/平井駅


本所吾妻橋 都営バス、京成タウンバス <草39> 浅草寿町・上野松坂屋(平日の日中のみ)/金町駅(都営バス)
<有01> 浅草寿町/亀有駅(京成タウン)



その他
2010年4月24日、栃木県の東武ワールドスクウェアに縮尺1/25の「東京スカイツリーと周辺複合開発」が新展示物として加わった。実物より一足早く完成したこの展示は全高26m、総工費約2億円と発表されている。当日は同施設の開園記念日にあたり入園無料Dayとなったほか東武350系電車による浅草発鬼怒川温泉行きのギャラリー列車、「スカイツリートレイン」の運転初日となった。

2010年8月7日、読売新聞社会部江東支局は北十間川を挟む真向かいに取材を特化した「東京スカイツリー前分室」を開設し都民版、江東版、武蔵野版などに界隈の近況など含めて随時掲載する[
posted by kisedrama69 at 17:02| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする